根岸の里と、上野池之端の散策

2018年12月25日

先日、かつての文士たちが住んだ、台東区根岸を初めて散策しました。

JR鶯谷駅から線路沿いを少し歩くと、入り組んだ細い路地に、正岡子規が晩年を過ごした”子規庵”がありました。

建物は忠実に復元され、多くの人によって維持、管理が行き届いた素晴らしいものでした。

庭には、子規が好んだ”へちま”が今も植えられておりました。

当日は、雨が降ったりやんだりの、あいにくの天気でしたが、お次の目的地”旧岩崎弥太郎邸”は同じく台東区なので徒歩で移動しましたが、不慣れな地域のため、思いのほか時間がかかってしまい、到着したのは4時を過ぎてしまいました。

三菱の創設者の岩崎一族の屋敷は、本来の面積の約半分になってしまいましたが、それでも広大な敷地には、よく管理された洋館と、日本家屋、ビリヤード場がありました。

本年最後の散策は、初めて歩いた”根岸の里”と、以前から行きたかった”旧岩崎弥太郎邸”に行くことができて、満足した一日でした。

大都会東京には、まだまだ知らない世界があるのだと、あらためて感じました。

本年最後の日記を読んでいただき、ありがとうございました。