映画「パリよ永遠に」
2018年09月05日
数年前に見た映画の話で恐縮です。最近はあまり映画館に足を運んでおりませんが、この映画の印象は強烈でした。
第二次大戦末期のパリ。ベルリンを破壊されて、頭にきていたヒトラーは、無謀にもパリを破壊する計画を立てる。
命令通り実行しようとする、ドイツ軍の将軍とそれを阻止しようとする、スウェーデン総領事の一夜の駆け引き。
パリ市民の命と、ヨーロッパの将来をかけて命がけの説得が続く。
こんなスリリングな映画が、実話だというから驚きだ。
パリを救った動機は、既に破壊されたワルシャワの二の舞にならないように、ではなく、花の都パリを救うためだった。
そのくらい当時のパリは繁栄を謳歌していたのでした。(もちろん現在もですが)
戦闘シーンもほとんどなく、多くはこの二人の一夜の駆け引きのシーンばかりですが、なぜか忘れられない作品です。